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 どんな人でも食べ物の好みに関して、多少の好き嫌いはあると思いますが、味覚の形
成は新生児の頃からすでに始まっていて、赤ちゃんの時からの食事の経験がその人の
味覚を形づくってしまうそうです。ですから、旬の食材などを使って、いろいろな味を体験
させてあげることが大切です。
 また、嫌いな食べ物に対して、どのように興味を持たせるか?その方法の一つとして、
料理への参加があります。
 子どもたちの嫌いな野菜の第一番にあげられるピーマンも、子どもたち自身が切ったり
炒めたりすると、「いつものピーマンよりおいしい」と言って不思議と食べてしまうことが
あります。これが手作りの力です。


      ▲「親子で料理」は子どもにとって
      一番の食育
 お母さんにとっては毎日の食事作りに忙しく、
子どもと一緒に作るなんて。余計時間がかか
って面倒と思う方もいるかと思いますが、少し
でもやりたいなと思った時が絶好のチャンス。
まずは、キャベツやレタスを手でちぎってみま
しょう。包丁を持つにはまだ早いお子さんでも、
これならできます。一歩進んで、さやえんどう
の筋取りやピーラーで根菜類の皮むきなども
チャレンジしてみると楽しいかもしれません。上手にできたら、たくさん褒めてあげましょう
。時間はかかるけれど、お母さんとのおしゃべりやお手伝いができたという喜びは、何と
も言えない満足感を与えます。
 昔は季節の節目ごとに、色々なものを手作りしていました。例えば、お正月には餅をつ
き、お彼岸にはぼたもちを作り、十五夜にはおだんごをお供えしました。そんな時は、家
族総出で作ったものです。今ではお店に行けば何でも揃っていて、手作りする手間が惜
しいとなってしまいました。しかし、そういった手作りのものは、季節感と一緒に子どもた
ちの心にずっと残り、大人になっても決して忘れないでしょう。
 子どもは、料理ができあがるまでの過程にかかわることで食べ物を五感で感じ取り、食
べたい気持ちをふくらませていきます。料理を通して食べる楽しさが広がり、食事の大切
さを広げていきたいですね。



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