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東日本大震災の復興状況報告(埼玉労福協県外研修会より)





閑散としている浪江町の商店街


請戸漁港の湾岸工事


 平成23年3月11日に発生し国内観察史上始めて記録した(M9.0)被災地に、埼玉労福協の視察団の一員として
8月30日・31日の2日間、双葉郡の中枢都市富岡町、大熊町、双葉町、浪江町を視察してきました。
今回の複合災害は、①地震・津波 ②原発事故による放射能汚染 が重なり、災害復旧の進捗状況が異なるも
のでした。
【地震・津波による被害】
昨年9月7日・8日の気仙沼や陸前高田市等の視察時の状況に比べ、土地のかさ上げが進みがれきも撤去され
漁港の修復などで俄かに活気を感じました。
【原発事故による放射能汚染地域の被害】
双葉郡は東電福島第一原発のある最も深刻な被災地域で苦渋の決断として、①帰還困難地域 ②居住制限地
域 ③避難指示解除地域 と町が3区分され避難生活は長期化が免れず、2015年8月1日現在13,943人が戻れ
ない状況です。
 町の除染状況は、手付かずの地域はあるものの県内の放射線量は低下傾向で、一部の住宅除染は発注が
軌道に乗り始め着実に前進している。宅地の一部は完了したところもあり、周りの森林は先行除染、年内ほぼ
完了の予定。帰還困難者については、平成29年4月の帰還開始を目標としています。
 自然災害が多発する中、今回の被災事故を通じて安全神話が崩れた原発事故は、放射能汚染除染作業等の
長期化は免れず、今後生活設計をどう再構築するかが大きな課題であると痛感致しました。
報告者:関根正道


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