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パルシステム生消協「青年農業者交流会」を開催しました

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▲8産地から生産者9名が見えました
 2008年11月14日にパルシステム
生消協「青年農業者交流会」が開催さ
れ8産地の生産者がユーアイコープの
組合員と交流をもちました。
■ 「産直」取り組みの成果が形に
 たった1軒の農家や数人のグループ
の産地組織との出会いから始まったパ
ルシステムの「産直」40年の歩みは、
270の生産者グループと組合員100
万人に支えられ、その取り組みの成果が徐々に形になって現れ始めてい
ます。
 パルシステムの「産直」が他と違うのは
 一般的には「産直」という言葉は、市場を通さず産地からものを流通させるこ
とをいいます。消費者にとっての「産直」は顔の見える取引、新鮮、美味しいな
ど肯定的なイメージで捉えていることが多いのですが、「産直」だからといって
安心や安全の保証があるわけでもなし、もし言葉だけがひとり歩きしたら、「売
れる・売れない」「高い・安い」という判断基準で、全国各地、果ては世界各地
まで「売れるもの探し運動」に陥る可能性があります。
 これに対しパルシステムでは「産直」を単なる「食の調達」の手段ではなく、
消費者も生産者も同じ生活者として「食」と「農」を結び、豊かな地域社会を
つくることを目的に行ってきました。
共に生産されたものを責任をもってお届けし、消費できるようにするために
「産直4原則」を守ることを了解しあった産地だけと「産地協定」を結び、「パ
ルシステムの組合員に食べてもらおう」と思って生産している生産者との本当
の意味で「顔の見える関係」を作り上げてきました。「互いを知ってこそ、見え
てくる」消費者・生産者のくらしの現場から互いの食の見直し、安全・安心でお
いしい商品、日本の農業の未来まで語り合えるのが「産地交流」です。
(1)生産者が明らかであること (2)生産方法や出荷基準が明らかで、生産の履歴が
わかること。 (3)環境保全型・資源循環型農業を目指していること (4)生産者と組合
員相互の交流ができること。



 農事法人 和郷園(千葉県香取市)


▲和郷園 塙さん(左)と伊東さん
(千葉県香取市)

 「和郷園は92名の中、平均年齢が約
40歳という若いメンバーで構成されて
います。大きな特徴としては4つ。1つ
目は土壌診断をして科学的な根拠に基
づく圃場ごとの健康な作物栽培。2つ目
はリサイクルで、各センターからでる野
菜くずをリサイクルセンターで処理をし
て畑に戻す、バイオマスプラントでは牛
糞からメタンガスを抽出して車・フォー
クリフト・バイクに、液肥肥料は各生産
者が利用。3つ目は冷凍工場での冷
凍野菜の製造。4つ目はカットセンター
での青果出荷では扱えない規格外の野菜を大切に使用。和郷園では以上の
ような取り組みをしなががら持続可能な農業をしております」と今回の交流会
で司会を担当した伊東さんと生産者の塙さんのコンビネーションにはこれから
の農業の未来の明るさを感じます。



 沃土会(埼玉県深谷市)



▲沃土会 矢内さん
 「22歳から80歳位迄で40代が中心の産地です」
といい自分は青年というには?!と苦笑する矢内さ
んは生消協の青年農業者交流会実行委員長でも
あり、沃土会代表を務める二代目の生産者です。
沃土会が長年取り組んできた「化学肥料や農薬」
には頼らない農法の精度を更に高め、農地・生産
環境そして、生産者個々の衛生管理にまで力を入
れての組織づくりを組合全体でやっています」と次
の世代に残すためにと期期待を込めます。



 農事組合法人 庄内協同ファーム(山形県鶴岡市)



▲庄内協同ファーム
富樫さん
 「庄内協同ファームの良さは有機栽培の枠組み以
外なら栽培方法など個々の農法に対しては特に決
まり事がないところかな。農業の面白さは命を育て
る仕事だということ。三つ葉のクローバーを四つ葉に
する実験で、親の気持ちで話しかけ育てたらなんと
3分の1が四つ葉になった」と富樫さん。
田んぼでは稲とか土地の神様に向き合うと感謝の
歌がほとばしり、コンバインにも負けないくらいの大
声になってしまうとほがらかに笑います。



 (有)花咲農園(秋田県大潟村)



▲花咲農園 宮崎さん
 大潟村は周辺に比べれば比較的若い生産者が多
い。親世代の求める収量の多い米作りに対して「そ
れよりも消費者が求めるおいしい米を作りたい」と
15ヘクタールの田んぼで大型機械を操りながら試
行錯誤を重ねていた宮崎さん。
花咲農園との出会いにより「交流で自分の作る米を
食べてくれるひとの顔が見え、パルシステムに出す
米は何倍も手間がかかるけれど、応援も頂き、やり
がいがあります」と更なる米作りへの夢を笑顔で語
ります。



 農事組合法人 米沢郷牧場(山形県高畠町)



▲米沢郷牧場 尾形さん
 「年間8万羽の鶏肉を生産しています。今までは鶏
インフルエンザ感染予防のため交流に参加できませ
んでしたが、交流によって作り手には食べる人から
の情報が大事であることを知りました。『例えばラ・フ
ランス』消費者は腐っていると思い込み、投げてしま
うが自分たちにとっては小さい頃から一番美味しい
と思っていた熟度。それを伝えたい。消費者からの
率直な意見は目から鱗」と、熱くなるとずうずう弁に
なってと笑う尾形さん。



 さんまる柑橘同志会 (和歌山県海南市)



▲さんまる同志会 波床さん
 現在組合員は9人で、若手は自分ともうひとり。あ
とは親父とその上の年代です。構成人数は少ない
のですが、その分まとまりはとても良いです。
つらい仕事も多いのですが、頑張れば農薬を抑える
こともでき、みんなで厳しい目で選別するから「腐り」
や「カビ」の少ないみかんをお届けできます」と波床
さんは組合員さんからいただく「産地カード」が励み
と物の交流に留まらず、心の交流にも力をいれ大事
にしていきたいと話します。



 有限会社サンドファーム 旭(千葉県旭市)



▲サンドファーム旭
斉藤さん
 「恵まれていることは、後継者は自分も含め、みん
ないて、地に足をつけて農家をがんばって支えてい
るところです。親世代がしっかりやってきてくれたこ
とを、今度は自分たちが少しずつ受け継ぎ、親が今
まで作り上げてきたものにプラスして、若手のみん
なと一致団結し、将来に向けてしっかりとした会社を
二代目として築いていきたい」とこれからは仕事も
一生懸命、遊びも一生懸命やる農業人になると話
す元気いっぱいの斉藤さん。



 JAふくおか八女 (福岡県八女市)



▲JAふくおか八女
角さん
 「東京営業所で産地の情報を消費者につなげると
いう業務をしております。パルシステムとは10年来
の付き合いで、『いちごのあまおう』などの農産物を
供給しています。
販売量がどんなに増えても、消費者と新たに信頼
関係を構築したいと環境センターを完成させ、農薬
残留等は産地独自で分析もしていて皆さんのイメー
ジする農協とはちょっと違う、安心で安全な商品作
りを生産者と一緒に作っています」と笑顔を見せる
角さん。



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