2017年11月16日(木)、「持続可能な社会へ(SDGs)先駆者賀川豊彦から学ぶ!」をテーマに、さいたま市 |
浦和コミュニティセンターで開催されました埼玉県生協連の2017年度役職員研修会に参加しました。 |
賀川豊彦記念松澤資料館嘱託j講師である刈谷雅夫氏による、賀川氏への愛があふれた講義でした。日生協 |
初代会長でもあり、日本における協同組合、農民運動、労働組合、平和運動の父である賀川豊彦氏は、21歳 |
で神戸の貧民街に身を投じました。関東大震災時には救援活動に奔走し、現在の協同組合の基礎を築きまし |
た。1922年には大ベストセラーとなる「視線を超えて」を発表し、印税のすべてを活動費に充てる等、生涯私財を |
投じ活動を続けました。病気と貧困とは隣り合わせ、負の連鎖を断ち切るためには共済の原点である保険制度 |
の協同化が必要だと主張し、現在の医療生協に繋がっています。活動は国内にとどまらず、ニューディール政策 |
の一環として、アメリカから招かれ精力的に全米で講演を行いました。 |
また、当組合の初代理事長である井堀繁雄氏と共に、労働組合運動に取り組みました。井堀繁雄氏は埼玉労 |
働金庫、全国生活協同組合連合会、埼玉県勤労者生活協同組合を立ち上げました。今回改めて、井堀繁雄 |
初代理事長の偉業を再確認でき、大変貴重な研修でした。 |
井堀繁雄氏の精神を未来に繋げていけるように、生協活動に生かしていきたいと思います。 |
(K.O)
|