| 2025年9月12日(金)第61回埼玉県消費者大会プレ学習会に参加しました。 |
| 近年の米不足や価格高騰が単なる一時的な現象ではなく、日本農業の構造的課題が背景にあることを分かり |
| やすく解説されました。 |
| 高齢化による担い手不足や農地の遊休化、資材高騰、そして気候変動による収穫量低下、これら複合的な |
| 要因が絡み合うことで、私たちが当然のように手にしてきた「米の安定供給」が揺らいでいるとの指摘は、強い |
| 危機感を覚えるものでした。 |
| 同時に、中森氏は課題を嘆くだけでなく、農地の集約やデジタル技術の活用、人材育成など、現場からの |
| 改革の必要性を具体的に示されました。「農業を家業から経営へ」と転換し、効率化と持続可能性を両立させ |
| る取り組みは、食料安全保障を現実のものとするための道筋であると感じました。 |
(Y・S)
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