庄内産直ネットワークとの産地交流も今年で7年、田植え・稲刈り |
も含め、30回を超える交流を重ねてきました。昨今の山形・庄内の |
知名度は「おくりびと」や大河ドラマ「天地人」のロケ地として、いま |
やうなぎのぼり、まさに旬の産地といえます。 |
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今回の田植え体験は(農)庄内協同ファームの生産者・今野裕之 |
さんの有機栽培32アールの田んぼをお借りし、総勢50余名が参 |
加し、肌寒く気温の低い中での作業でしたが活気に満ちた「ひとめ |
ぼれ」の苗の田植え(手植え)体験となりました。 |
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「何度参加しても飽きないね」と話すのは幾度となく参加している |
Nさん。交流会も終盤にさしかかると庄内弁が飛び交い、そこかしこ |
で米づくり談義が始まります。有機農業をしながら独自の農法や営 |
農を求めた環境創造型農業への実現に精魂を傾けたこの10年。 |
時代に翻弄されたこともあったでしょう。「失敗談を明るく笑い飛ばし |
決して諦めない」そんな彼らから元気をもらうのだそうです。 |
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田んぼの所有者の今野さんは有機栽培での苦労を聞かれて「草 |
との闘いがなんといっても一番」と話します。「でもその苦労はみん |
なも同じで、自分だけはない。今後有機栽培を始める農家が増える |
につれ、情報を共有でき、新しい手法にも取り組むことが出来るの |
は楽しみ」と笑顔を向けます。 |
「秋の稲刈りには皆さんが田植えした稲に実ったお米を精米して、 |
芋煮をしながら田んぼで食べましょうよ!」と続け、参加者からは歓 |
声があがりました。 |